三条市は、30日午後3時半時から市役所で平成23年度三条市青少年海外派遣事業カナダ班の出発あいさつ式を行い、10月5日から12日までの日程でカナダに出発する中学生と高校生の派遣生10人が国定勇人市長に出発のあいさつをした。
派遣団は、団長の第3中学校の駒沢隆司校長、副団長の経済部地域経営課の五十嵐玲子地域振興係長の2人が引率。派遣生10人は中学生6人と中等教育学校1年生1人と高校生2人で、男子2人、女子8人の内訳。
派遣生はそれぞれ、英語力を試したい、カナダの人たちと交流や理解を深めたい、積極的にコミュニケーションをとって三条の生活のことをたくさん伝えたいなど、抱負を述べた。
国定市長はあいさつで、参加者10人のうち9人が海外初体験と聞き、「いいですね〜、ドキドキなんですね」、「チャンスが転がっているときには積極的に手をあげた方がいい」とアドバイス。カナダでは「1分、1秒たりともおろそかにせず、貪欲に吸収してきてください」と話した。
中国を訪問する中国班とあわせ、旧三条市から引き継いだ中高生の海外派遣事業。ことしも三条市と姉妹都市のバーン市を中心に訪れ、バーン市役所表敬訪問をはじめ、日本の小学1年から中学2年までにあたる生徒が通うウッドブリッジカレッジ校での交流などを行い、2人1組で3泊をホームステイで過ごす。このほか、ナイアガラの滝やトロント市内の見学などを行い、12日に三条に帰着する。