10月8、9の2日間、見附市大平森林公園で入場もライブも無料の野外フェス「青空キャンプ 晴れればいいJAH〜ん」が開かれる。
公園の炊事場裏にステージを仮設し、13アーティストが出演。8日は午後2時半からのオープニングセレモニーに始まって8つ、9日は午前8時半から参加費500円の朝ヨガに始まって15のライブやパフォーマンスを繰り広げる。
音楽ライブやDJをはじめ、創作炎集団のパフォーマンス、ライブペイント、ベリーダンス、ステージデコレーション、キャンドルデコレーション、原発をテーマにトークライブ、ほかにもワークショップやチャリティーブースも開設する。青空市場の出店もあり、燕市の磨き屋シンジケートも出店する。
出演アーティストはレゲエや中南米の民族音楽、インド、フォークなど多国籍で、フォークシンガーでは高田渡や遠藤賢司とともに活躍した南正人さんも出演。恒例の見附市の特産品、茶饅頭を使った饅頭食い競争「まんくい競争」に加えて、今回は女子に限定して参加の沖縄の菓子「ちんすこう」を食べる「ちんくい競争」も行うというしゃれも忘れない。
全体に「ゆるさ」がモットーで、開会前日の7日は集まった人たちでゆるゆると準備し、閉会後の週明け10日はゆるゆる片付け。会場へ来た人はイコール参加者で、みんなで「青空キャンプ」を作り上げる。
見附市葛巻町、矢野裕香さん(42)は大阪市出身。阪神・淡路大震災では動物救護に取り組んだ。東日本大震災でも東日本大震災ボランティアネットワークにこにこ団の代表に就いている被災地を支援している。
青空キャンプはことしで4年目。1年目は客のひとりだったが、2年目から中心メンバーに加わり、昨年から実行委員会の委員長に就いた。継続自体は目的ではないが、このイベントの火を「消してしまうのはあまりにももったいない。若い子の遊び場とかがない。いろんな話ができたり、そういう場が少ないと思っています」と、コミュニケーションの場としての役割に期待する。
実行委員会のスタッフは近郷の20歳代後半から30歳代の十数人が中心となって動いている。福島県から避難している男性も加わっている。経費は協賛企業を募集するほか、手弁当。入場料収入もないので決して簡単ではない。
だからといって矢野さんには肩ひじ張ったところはまるでない。「みんなが好きなように楽しめるお祭り」、「ゆるい祭りでスタッフも楽しんでる雰囲気がいいね」と来場者にもゆるさを求めている。タイムテーブルは次の通り。
10/8(土) | |
14:30 | オープニングセレモニー |
15:00 | Indica ☆Rocket |
15:45 | kosato |
16:30 | チビカブトス+ |
17:30 | 南 正人 |
18:30 | nujoom al layali(ベリーダンス) |
19:00 | ちだ原人and Nuts |
20:00 | むーたらず |
10/9(日) | |
8:30 | Chloe' Crow の朝ヨガ(参加費500円) |
11:00 | オープニングセレモニー |
11:30 | 青空みんなーず わっしょいセッション会場内全員参加!! |
12:00 | ナイショのスペシャルプログラム |
12:30 | ナイショのスペシャルプログラム Part2 |
13:00 | 青空みんなーず わっしょいセッション会場内全員参加!! |
13:30 | ユウゾウ |
14:15 | まん食い競争 |
15:00 | トークライブ「聞いてほしい原発のこと」くわばらまさし |
15:30 | 圭帆とPhoka |
16:30 | ANBASSA |
17:30 | Ailie |
18:30 | 創作炎舞集団 AHI AHI (ファイアーパフォーマンス) |
19:00 | 熊谷 門 |
20:00 | ラビラビ |