8、9の2日間、見附市大平森林公園で入場もライブも無料の野外フェス「青空キャンプ 晴れればいいJAH〜ん」が開かれており、初日8日は絶好の秋晴れにも恵まれて午後から夜まで大勢の若者でにぎわった。
2日間に渡って仮設ステージで13アーティストによるレゲエや中南米、インドの民族音楽、フォークなど音楽ライブ、同時にその奥ではDJ。さらにイベントやワークショップ、50にものぼる出店もあり、ふだんは緑の自然にあふれた公園にフェスと呼ぶにふさわしい空間が生まれている。
ことしで4年目の開催。天気に恵まれないことが多かったが、8日は晴れ、9日も晴れの予報と、ことしは天も味方してくれた。日中からこれまでにない人出でにぎわい、夜は冷え込んだものの、ますますヒートアップ。宮城県石巻市の「ちだ原人NUTS」は、先の東日本大震災で津波にのまれたが一命をとりとめ、それまでと変わらないライブパフォーマンスを見せ、ふんどし一丁で踊る人もいた。
初日にトリは佐渡からスタートしたトリオ「むーたらず」がオーストラリアの先住民アボリジニの金管楽器ディジュリドゥによる呪術的ともいえる響きと民族的なビートで原始的な衝動をよみがえらせ、魂を揺さぶるような演奏を繰り広げた。
9日は午前8時半から参加費500円の朝ヨガがあり、11時にオープンニングセレモニー行い、セッションやスペシャルプログラム、トークライブ、ファイアーパフォーマンスと盛りだくさんで、主催者では気軽な来場を呼びかけている。