三条市と同じくカレーラーメンを名物とする北海道室蘭市の青山剛市長が7日、三条市を訪れ、国定勇人市長と一緒に三条市内のラーメン店で同じテーブルに着いて三条カレーラーメンを味わった。
青山市長は昭和52年生まれの33歳。8月に北海道で開かれた全国青年市長会に出席した国定市長と席がとなりになり、互いにものづくりの町でもあり、カレーラーメンの話題も含めて交流が始まった。
青山市長は姉妹都市を結ぶ沖縄県宮古島市、同じく上越市を訪問したのに伴い、上越市へ向かう道中で三条市へ立ち寄り、国定市長を表敬訪問したあと一緒に三条カレーラーメンを代表するラーメン店のひとつ、大黒亭松屋小路店=本町2=を訪れた。
ふたりともハーフサイズのカレーラーメンをぺろりと平らげ、「おいしかった」と青山市長。さらに室蘭のカレーラーメンとは「ちょっと違いますね」、室蘭は「ごろんとしてます」と違いを話した。国定市長は、室蘭の味を三条でと、三条マルシェへの出店も案内した。
さらに、この席には燕三条ラーメン王国の国王こと燕三条青年会議所の前理事長でもある梨本次郎さんも同席。梨本さんは、カレーラーメンでは「室蘭市は全国でも群を抜いて有名なまち」と持ち上げ、「ずっとお会いしたかった」と青山市長の面会に感激。カレーラーメンサミットの開催など、「カレーラーメン」の今後の取り組みや活動を紹介するつもりと話していた。