11月11日のリニューアルオープンに向けて準備を進めている三条市八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」では、12日までいろりやたんすなど古民具の無償提供を三条市内を中心に呼びかけている。
同館は7月の記録的豪雨で床上浸水し、ボイラーなど主要設備も壊れる大きな被害を受けた。その復旧とあわせて館内のリニューアルを行っているの伴い、地元で実際に使われていた古い家具などを集めており、無償提供してくれる人を探している。
探しているのは、いろり、自在鉤(じざいかぎ)、鉄瓶、五徳、たんす(高さ70〜100センチ、幅70〜100センチ、奥行き40〜70センチていど)、木でできたうすときね、地袋と天袋の戸、座敷などの板戸。
寄付したい人はまず電話で同館へ連絡する。提供が決まったら同館担当者が提供者宅を訪問する。ただし、品物が重複する場合など受けられない場合もある。
募集期間は5日から12日までを設定、短期間での募集だが、新しくなる「いい湯らてい」に力を貸してほしいと協力を呼びかけている。問い合わせなどは、午前10時から午後5時まで電話(0256-41-3011)で受け付けている。