三条商工会議所青年部(佐藤佳宏会長・94人)は13日、先の越後三条鍛冶まつりで販売した人形焼「鍛冶仙人」の売り上げ4万円余りを三条市水害義援金に寄付した。
午前9時半に佐藤会長と担当委員会「三条お祭り委員会」の近藤守和委員長の2人が市役所を訪れ、国定勇人市長に4万0,400円の善意を手渡した。
義援金は、9月25日の越後三条鍛冶まつりに出店し、鍛冶まつり公式キャラクター「鍛冶仙人」の人形焼を1個100円で販売し、売り上げをすべて寄付に充てた。
人形焼は東京都・日本橋人形町発祥とされ、東京土産としても有名なふわふしたカステラにあんなどが入った和菓子。鍛冶まつりを通じて数年前から交流のある富山県高岡市の銅鋳物メーカー(有)北辰工業所で型を製造してもらい、鍛冶まつり当日は、納品とあわせて同社社長が来場し、同青年部に焼き方も指導した。
「鍛冶仙人」の人形焼について、佐藤会長は、来年度は鍛冶まつりには登場させるが、オファーがあればPTAやマルシェなどにも貸し出すことも検討していければ。国定市長も「子どもたちが喜べる機会をたくさん作った方がいいですね」と、活用に期待していた。