第6回燕市美術展覧会(市展)が14日から17日までの4日間、燕市吉田産業会館で開かれており、5部門で公募、審査して入選以上となった159点をはじめ、燕市美術協会(幸田顕会長)会員の68点と合わせて227点を一堂に展示している。
公募作品で入選以上となった作品数は、部門ごとに日本画24、洋画27、工芸・彫刻35、書道38、写真35の内訳。応募はやや低調で、展示総数は昨年の241点を14点下回った。
昨年の初日は荒天だったこともあって296人の来場にとどまったが、ことしの初日は午後4半までの来場者は早くも昨年を軽く上回る351人と順調だった。昨年は4日間で延べ2,156人が来場しており、ことしも大勢の来場に期待だ。
昨年、「鍛金」で人間国宝となった玉川宣夫さん(68)=燕市花見=さんは、今回は「打込象嵌花瓶」を出展している。
ことしもモノクロとカラー印刷の図録を作成し、カラー版は一部100円で販売。開場は毎日午前9時から午後5時まで、最終日17日は午後4時まで、入場無料。日曜の16日午後4時から同会館で入賞者の表彰式を行う。