三条市医師会准看護学院(池田稔学院長)は20日、燕三条ワシントンホテルで第48期生三条市医師会准看護学院継燈式を行い、半年間の基礎学習を終わり、病院実習へと進む26人が看護の道を進め、決意を新たにした。
午後1時半に開式。淡い水色の実習義を着た48期成は4月に入学した女20人、男6人の18歳から38歳の26人。上級生の2年生26人と学院関係者や来賓、家族などが見守るなか、「継燈の儀」ではナイチンゲール像のろうそくから命の火を受け継ぐキャンドルサービスのセレモニーを行い、ひとりずつ決意表明を行い、看護の道への誓いを新たにした。
池田学院長は式辞で、入学式と同じように気持ちを新たにもって実習に臨んでほしいと話し「優しく、慈しみの心も忘れずに日々一生懸命勉強してください」と激励した。
2年生代表の田辺ちづるさんが先輩として「在校生お祝いの言葉」を述べ、「何よりもかけがえのない命の現場を職業とすることの重みを実感してください」、「今、心の中にある決意を絶対に忘れず、これからを過ごしてください」とエールを送った。
48期生を代表して西片涼子さん=燕市=は、医療という人の命に係わる現場に准看護学生として一歩踏み込むことになると話し、「そこから体験することはひとつとして無駄にすることなく、すべてわたしたちにとって准看護師への糧として学んでいく所存です」、「社会に貢献できる准看護士となれるよう、さらに精進する」と誓いの言葉を述べた。