燕商工会議所(山崎悦次会頭・会員1,970事業所)は21日午後7時から燕三条ワシントンホテルで平成23年度燕商工会議所会員大会を開き、今回も定員いっぱいの173事業者から310人が参加してにぎやかに交流した。
会員が一堂に会して楽しい交流の場をと平成17年から毎年開いている。第1回は地場産行振興センターで開き、194人の参加にとどまって次回の開催も危ぶまれたが、2回目以降は燕三条ワシントンホテルに会場を変え、毎回、会場の定員いっぱいの300人前後の参加があり、一部申し込みを断らなければならないほどの人気。今回の参加も半分以上が女性が占め、華やいだ雰囲気だった。
ことしの大会スローガンは「がんばる企業を応援します」。山崎会頭はあいさつで、会員大会の隆盛を喜び、同商議所は昭和24年の設立から高度経済成長、ドルショック、オイルショック、円高、バブル、バブル崩壊といった大きな経済の浮沈でも地域から支えられたことに感謝し、近年ではリーマンショック、それに続く東日本大震災、直近でもタイの大洪水の影響を憂えた。
燕地域のモノづくりの技術、新しいものに挑戦する燕魂は地域の宝で、何よりも会員の企業の元気が地域をもり立てる原動力、地域の活気が日本の活気につながっており、同商議所は「会員皆さまとともに『つばめの遺伝子』を伝え続け、産業おこし、人おこしで地域をひらいていきたい」と願い、「仲間を増やして組織の力を大きくし強いものにして、地域の活性化に貢献できるように努力してまいります」と協力を呼びかけた。
笠原庄司専務理事が活動報告、会員サービス委員会の小田島繁信委員長があいさつ、中野信男副会長の音頭で乾杯を行って交流懇談会に移り、ものまねの「坂本冬休み爆笑そっくりショー」やお楽しみ抽選会で時間を忘れて楽しんだ。