燕市の白山町児童館と西燕児童館、さらに燕西地区まちづくり協議会と新潟NPO協会は29日、まちあるき「まち探検をしながらハザードマップをつくろう!」を行い、参加したそれぞれの児童館の小学生は地元を歩き、自分の目で危険な場所をチェックしてハザードマップを作成した。
白山町児童館の19人、西燕児童館の14人、そのほか関係団体や地域の人や専門学校生を含む約70人が参加。児童館ごとに午前10時過ぎにまちあるきに出発。歩きながら用水路、交差点、横断歩道など危険な場所を確認し、メモを取ったり、写真を撮ったりと取材した。
西燕児童館はそのまま西燕公民館にゴールし、白山町児童館は燕駅に集合してから電車で西燕駅へ向かい、そこから同じく西燕公民館にゴール。豚汁で昼食を食べて休憩してから6つの班に分かれて地図上に危険か所をかき込み、写真を張ってそれぞれのハザードマップを完成させた。
願ってもない秋晴れに恵まれ、季節外れの暑いくらいの陽気のなかを歩き、「豚汁まだ〜」とぐったりの児童もいたが、腹ごしらえしてちょっと休めばあっと言う間に充電完了。地図作成に集中し、歩いたルートを確かめながら地図上に危険か所を落とし込んでいた。
財団法人児童健全育成推進財団が主催、特定非営利活動法人日本NPOセンターが共催する子どものための児童館とNPOの協働事業「NPOどんどこプロジェクト」の一環で行われたもの。全国では5カ所でこのプロジェクトが行われており、燕市もそのうちの1カ所。一昨年は2児童館、昨年は4児童館が参加し、ことしは助成事業としてこの2児童館で行われた。