日本舞踊の3つの団体の代表者3人でつくる「さんじょうさんにん会」は31日、東日本大震災で三条市に避難している人のためと三条市水害義援金にと、9月に三条市嵐南公民館で開いたチャリティー公演の収益5万円を三条市に寄付した。
さんじょうさんにん会は、三条市などで活動する「三条吟扇会」の高橋順作代表、「佐々木会」の佐々木美津子代表、「順保会」の土田順子代表の3人が5月ころ、3月発生した東日本大震災の復興のために「何か自分たちのできることがないか」と話し合い、3人でチャリティー公演をやろうと発会した。
公演は当初。7月30日の開催で準備していたが、前日7月29日からの豪雨で9月24日に延期して開いた。公演のタイトルは「踊る 跳る 躍る(おどる おどる おどる)そしてうたう」。同会のメンバーのほか、ゲスト出演や友情出演など師匠クラスの出演者で計20の演目を行った。入場料は500円で三条市に避難している人たちにチケットを渡して招待したのも合わせて約250人が来場した。
同チャリティー公演は、「東日本大震災チャリティー公演」として企画したが、三条市内での水害が発生したこともあり、この日、半分ずつの25,000円ずつにして両方に役立てほしいと三条市に寄付した。