(株)コロナは、同社の住宅設備機器を取り扱う工務店などを対象にした売り出し「チャリティグリーンセール」を開き、その景品のイベント参加者が募金した東日本大震災義援金計26万5,000円を三条市社会福祉協議会に届けた。
同社は、エコキュートや石油給湯器などの住宅設備機器を取り扱う販売店、工務店、ハウスメーカーなど「親派店(しんぱてん)」と呼ぶ得意先を対象に、毎年6月から8月までの3か月間に、野球観戦などのお楽しみが景品となる春の売り出し「グリーンセール」を開いている。
ことしは3月の東日本大震災の発生で、お楽しみ傾向が強い同セールは自粛も検討したが、参加店から「元気をだしてやろう」と実施の要望もあり、例年より1カ月遅れの8、9、10の3か月、新潟県内と長野県の一部の親派店を対象に開催した。
購入金額によって10月までに釣り、ボウリング大会、ゴルフコンペ、東京ドームでの野球観戦など、全体で約400人を招待。各開催会場で募金箱を設置して東日本大震災の義援金にと寄付を呼びかけた。
午後2時に(株)コロナの風間勉執行役員営業本部担当兼営業本部新潟支店長が三条市社会福祉協議会を訪れ、崎山興紀会長に大勢の善意を手渡した。