ワイン専門店「ミサキヤ」が嵐渓荘で「四季の和飲会」、22人が参加して岩の原ワインを嵐渓荘の料理ともに味わう (2011.11.1)

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三条市本町1、ワイン専門店「ミサキヤ」(高橋憲店主)は10月30日、同市長野、越後長野温泉「嵐渓荘」で「四季の和飲会(わいんかい)」を開き、参加したワイン愛好家22人は地元食材をふんだんな料理とともに上越市・岩の原葡萄園の岩の原ワインを味わった。

30日に嵐渓荘で開かれたワイン専門店「ミサキヤ」の「四季の和飲会」
30日に嵐渓荘で開かれたワイン専門店「ミサキヤ」の「四季の和飲会」

2カ月に一度のペースで主に三条市内を会場に開いている、ちょっと特別なごちそうとワインを楽しむ会で、かれこれ百回ほども開いている。半年単位で5コースに分けて月1回のワインの頒布会を行っており、参加者はその会員が中心だ。

「ミサキヤ」のワインアドバイザー、高橋文子さん
「ミサキヤ」のワインアドバイザー、高橋文子さん

夕方に同店に集合し、送迎バスで嵐渓荘へ。嵐渓荘は7月の記録的豪雨で床上浸水の大きな被害を受けたが、それから10日余りで営業を再開。館内で過ごす限りは被害のつめあとを目にすることはない。

年配の女性の参加が多く、よそ行きの服装でちょっぴりおしゃれしてテーブルに。同店のワインアドバイザー、高橋文子さんがあいさつのあと、岩の原葡萄園のスタッフが同園の創始者・川上善兵衛氏による慶応4年(1868)からの歴史や珍しい北側の斜面にある葡萄園であること、日本は世界でも珍しい世界中のワインが手に入る国だが、年に何回か何十回かワインを飲むうち1回でも国産ワインを飲む回数を増やしてほしいと求めた。

たっぷり用意された岩の原ワインを飲んで深まる秋を嵐渓荘の料理と一緒に味わう
たっぷり用意された岩の原ワインを飲んで深まる秋を嵐渓荘の料理と一緒に味わう

そして乾杯。嵐渓荘の料理と最高級の「ヘリテイジ」をはじめとした岩の原ワインを味わった。顔が赤味を増すほど舌も滑らかで、料理に「季節によって違いますね」と舌鼓を打ち、「近ごろはあんまり飲めなくなって」、「これはロゼが合いそうですね」とワイン談義に花を咲かせていた。

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