平成24年用お年玉年賀はがきが全国一斉に発売された1日、郵便局会社三条郵便局(宗村武男局長・三条市旭町2)でも、地元の幼稚園児が合唱し、くす玉割りや花苗プレゼントのセレモニーを行ってにぎやかに販売を開始した。
午前9時の発売を前に同局ロビーでセレモニーを行った。近所の宝塔院幼稚園(桑原良彰園長)の年長児12人が、来年のえとにちなんで手作りした、たつの面をつけて「お正月」などの歌を披露し、宗村局長と加藤眞郵便事業会社三条支店長が宝塔院幼稚園の教諭と一緒に紅白のひもを引いてくす玉を割った。
宗村局長はあいさつで、「大切な方への1年の初めの贈り物として年賀状をご利用いただければ」。たつ年の語源として、陽気が出て草木が伸長して整うと言い、「ことしはいろんな災害が全国でありました。そんなことを考えますと、この語源のように来年は復興の年になるのでは。平穏で復興の年になるように」と願った。
窓口には、ことしも「年賀はがき臨時窓口」と書いたオレンジ色のゲートをカウンターに設置して発売をアピール。発売開始時に並んだのは5、6人だったが、そのあとも次々と訪れる人は臨時窓口の前に並んで50枚、100枚と年賀はがきを買い求めていた。
発売にあわせて同局では、年賀はがきを買った先着100人にパンジーなどの花苗をプレゼントした。30枚以上購入した人には、枚数によってポスト型の貯金箱や粗品を用意しており、こちらは粗品がなくなるまで。
同局で販売する年賀はがきは合計11種類。無地は4種で、普通紙の無地、無地のくぼみ入りとインクジェット紙の3種が50円、インクジェット写真用が60円。ディズニーキャラクター年賀はインクジェット紙50円とインクジェット写真用60円の2種、カーボンオフセット年賀55円、いろどり年賀2種50円、寄付金付の絵入り2種55円。
絵入りは、全国版と新潟県版で、全国版は「龍図」。新潟県版は、トキと三角だるまを描いたイラストの「新陽を迎える」。投函の引き受けは12月15日から。