三条市下田地区の減農薬野菜を中心に販売する直売所「縄文野菜げんき村」=三条市西裏館1=は8日午後2時から収穫祭を開き、秋の野菜やキノコを販売するとともにポニーとのふれあいなどのイベントも行う。
収穫祭開催日は天然のキノコ、クリ、サツマイモ、ダイコン、サトイモ、ナシ、カキ、カグラナンバン、コメ、クルミなど旬の野菜や果物をはじめ、加工品の笹団子や漬物など秋の味覚を生産者が直接販売する。ポニーが来場し、写真撮影にも応じる。
同直売所は、下田地区で「かぐら南蛮」の栽培をして地域を元気にしようという地域おこしが始まりで、平成20年にオープンした。第一産業道路沿いのJR北三条駅へ向かう信号交差点角の建物を間借りしている。
カグラナンバンの畑は3年間、休ませないと連作障害が発生する。休ませている間はほかに野菜を生産し、その販売場所をと直売所を作った。栽培はできるだけ農薬を使わない減農薬で生産しているという。今は下田地区をはじめ須頃、大島など40人くらいの生産者が参加している。
店内には、緑色の葉をつけたニンジン、今の時期はハウス栽培だが真っ赤に熟したトマトも並び、「農薬使わないので虫くいです」と書いた手書きのポップなど、直売所ならではの趣向もたくさん。縄文野菜げんき村の営業は、火曜から土曜までの午後2時から6時半まで。日曜と月曜は休み。