東京ヤクルトスワローズとのコラボ事業で球団のマスコットキャラクター「つば九郎」にちょっとしたフィーバーとなっている燕市。実は同球団にはサブキャラ「燕太郎」が存在することはあまり知られていない。その住所がなんと燕市にあることが明らかになった。
上が証拠写真だ。軽自動車税納税証明書交付申請書にはっきり「燕太郎」とある。住所は「燕市吉田日之出町1番1号」。なんと燕市役所吉田庁舎ではないか!。
すでに気がついた人も多いだろうから、これ以上ぼけて引っ張ってもしようがないので種明かしすると、吉田庁舎にある申請書の記入例の名前が「燕太郎」になっている。「吉田太郎」になっているものが多いが、燕庁舎では「燕太郎」が多いらしい。
ただ、スワローズの「燕太郎」は「えんたろう」と読む。ニックネームなので姓名とかないようだが、燕市の記入例では、姓は「つばめ」、名は「たろう」で「つばめたろう」と読む。
つば九郎には実は妹「つばみ」もいる。燕太郎は赤の他人らしいが、身体能力が高く、アクロバット的なパフォーマンスが得意だとか。名前に「燕」の文字が入っているだけに、字面だけを見れば燕市民からすると、つば九郎以上に親近感がわく。
燕太郎のブログ「燕太郎ひとごと日記」には「MISSION:燕POSSIBLE」と「燕」のだじゃれのサブタイトルもあり、同様に「燕」を「えん」と読んで「enn」ブランドを立ちあげた燕市にとっては、とても他人とは思えない。図らずしてコラボが成立している感すらある。
ところが、ことし3月の「スポニチ」の記事によると、燕太郎は不人気からリストラの危機にあるという。いっそのこと燕市が見受けするという話があるとか、ないとか…というのはうそで、一度も燕市職員から「燕太郎」の名前を聞いたことはない(笑)。