三条市で「一体校問題について市教育委員会の考えを聞く会」がその報告会を開いて聞く会の概要などを会員に説明、会の存続を決め、三条市の教育に進言も (2011.11.15)

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三条市在住の退職教職員でつくる「一体校問題について市教育委員会の考えを聞く会」(永塚光雄代表・会員約60人)は14日、三条東公民館で10月に開かれた「一体校問題について市教育委員会の考えを聞く会」の報告会を開き、会員などに概要を説明。会員からの要望もあり、会の存続も決めた。

「一体校問題について市教育委員会の考えを聞く会」の聞く会の報告会
「一体校問題について市教育委員会の考えを聞く会」の聞く会の報告会

同会は、一体校問題を含め三条市の教育を考え、三条市が第一中学校区に建設を進める小中一体校問題を中心に疑問点について聞く会の開催を7月に三条市教育委員会に求め、10月27日に実現。役員9人が参加して質問、回答を得たその概要を会員に報告する会として開いた。

聞く会の永塚代表、加藤昇副代表、本田和雄副代表、広川治夫事務局をはじめ役員と会員など25人余りが出席。聞く会に出席した役員が、質問内容と教育委員会の答えを忠実にまとめて報告し、出席者の質問や意見を聴いた。

出席者からは、「いったい誰がいつ一体校という学校を造ると言ったのか知りたい」といった質問から、議会のことや一体校のグラウンドなど施設のことなど聞く会で質問した内容以外の質問もあった。

あいさつする永塚代表
あいさつする永塚代表

また、開催を要望してから聞く会が開かれるまで3カ月かかり、途中の議会答弁や、教育委員会内で考えのずれがあったと訂正されたが「対応しない(聞く会は開かない)」と連絡を受けたという経緯も含め、教育委員会への不信感を示す出席者もいた。

閉会のあいさつで、今後の同会の運営について加藤副代表が話し、先の役員会で「このまま消滅させるのは無責任」との考えも多く、組織の継続で意見がまとまったが、自身は80歳代で役員も高齢なため、小中一体校が開校して成果が表れるまで数年かかるとみられ、若い世代の運営を求めた。

さらに、永塚代表は、個人的意見として話したが、すでに設置条例等、議会議決がなされている今、「大いに(三条市の教育が)良くなるように進言するほうにウエートを置いてもいいのでは」と話した。

また、出席者からは「一番困っているのは、現役の先生方」、どういう悩みを持っているのか、教職員の話を聞いて、教育委員会との橋渡しの役目をしてほしい。まだまだ疑問も多い保護者の話を聞くことも大事として、聞く会の継続を求めていた。

最後に、主席者に聞く会の継続について聞き、拍手をもって承認し、継続を決めた。熱心な説明や質問、回答を行い、午後4時半過ぎに終わった。


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