北陸ガス(敦井栄一社長・本社新潟市)は15日、2011ガス展のチャリティー募金箱に集まった7万円余りを社会福祉に役立ててほしいと三条市に寄付した。
午後1時半ころ、三条地区を管轄する同社長岡支社の岩崎孝秋支社長が市役所を訪れ、国定勇人市長に7万0,442円の善意を手渡した。
同社は毎年、ガス暖房機器の需要期を前にガス展を開いており、ガス器具の展示などの一方で、来場者を楽しませるイベントコーナーも用意。そのなかのチャリティーを同社がガスを供給する自治体に寄付しており、今回もガラポン抽選に参加した人に呼びかけてチャリティー募金した。
三条、加茂、田上がエリアの三条地区では毎年、三条市と加茂市に寄付している。ことしのガス展は、11月4、5、6の3日間、三条商工会議所で開き、約2,000人が来場。募金箱の8万0,442円のうち、7万0,442円を三条市に、1万円を加茂市に寄付した。
岩崎支社長は、今回は東日本大震災の影響などにより、節電と省エネなどから、ガスが見直されたと言い、ガス展の来場者、成約者とも目標を達成。エネルギーについて改めて考えていただける機会になったのではと話していた。
同社のガス展での寄付は、三条地区の三条市と加茂市合わせて31回目で、累計で416万円余りとなった。三条市では、同社からの寄付を社会福祉基金に積み立てている。