国民新党の亀井静香代表が20日、自らが建設大臣当時に採択したという昨年、供用を開始した加茂大橋を視察した。
亀井代表は、この日午後2時から加茂市民体育館で開かれる小池清彦加茂市長の後援会出席のため加茂市を訪れたもので、1時過ぎに新幹線で燕三条駅に着いた亀井代表。出迎えた小池市長とともに車で1時半ころ、市民約150人が待つ加茂大橋の須田側の橋詰に到着した。
朝からの雨はやんだが、強い風が吹くあいにくの天気のなか、亀井代表はスーツで市民の前に立って盟友といえる小池市長との深いきずなを話し、市民は亀井代表に握手を求めていた。
加茂大橋は、須田村と加茂村が合併したとき以来の夢の橋といわれ、平成12年度の着工から10年余りで完成した。加茂市役所から信濃川方向に向かった堤防道路との交差点幸町1交差点から新潟市南区(旧白根市)の国道8号線の清水交差点を結ぶうちの加茂新田から後須田までの加茂大橋を含む延長約3kmの主要地方道長岡栃尾巻線(バイパス)道路改築事業で、橋を含む全体事業費は約82億円、平成6年度から道路概略設計などを行い、9年度に補助事業着手、12年度に工事着手し、2010年12月4日に開通した。