三条市と燕市の写真愛好者でつくるグループ「写団かじや」(関根正明会長・11人)は23日から27日までの5日間、三条・燕地域リサーチコアで3年ぶりグループ展「第6回写団かじや写真展」を開いている。
三条市の地場産業の鍛冶の伝統を引き継ぐメンバーも多く、たたかれ、鍛えられて製品ができあがるイメージからグループ名を「かじや」と命名して、昭和47年に発足した息の長い会。今は三条、燕出身の27歳から62歳の11人がメンバーで、両市の市展や県展をはじめ、多くのフォトコンテストなどで入賞をしている実力派ぞろいだ。
グループ展は、3年前の前回から3年ごとに開こうと決め、今回6回目。全体のテーマは設けないが、出品者ごとに自分のテーマを設け、統一したグレーの半切サイズの額に入れた5点を出品し、人物や風景、花などそれぞれの取り組むジャンルで作品を発表している。
また、同会では、写真仲間がほしい人や写真が上達したい人、発表の機会がほしい人など新会員を募集している。会の活動は、2カ月に1回の例会を開き、例会では各自が写真を持ち寄り、メンバーで講評などを行う。午前9時から午後5時まで、最終日27日は午後4時まで。入場無料。