25日、三条市下田地区の棚鱗地内の国道289号で道路の一部が陥没し通行止めとなっている。応急復旧には1日から2日はかかる見込み。
道路を管理する三条地域振興局維持管理課によると、道路が陥没したのは、森町地内の五十嵐川のハクチョウ飛来地付近から3、400メートル下流の左岸側。道路の下には国道を横断するかたちで排水ボックスという道路の下などで排水を流すための設備が埋めてあり、今回はそのボックスの上部に穴が開いて、道路の半車線が陥没した。
陥没は半車線だが、水でえぐれた場所もあり、危険なので通行止めにした。25日から応急復旧の工事に取りかかったが、25日中の復旧は難しく、1日から2日くらいでの復旧を見込む。
同じ場所で先の豪雨水害でも道路が陥没、応急復旧したが、今回はその影響ではなく、ボックスの経年劣化が原因とみている。
この通行止めで下流側は永田新橋、上流側は鶴亀橋を渡って右岸側を迂回(うかい)するルートを設定している。また、山側へ迂回することもできるが、水害で陥没したままの所もあるので、とく夜間の走行は注意が必要だ。
また、応急復旧が終わるまで陥没部分を通る越後交通の路線バスも右岸側へ迂回するため、迂回される区間にある棚鱗、荒沢のバス停は休止する。