「県央女子フリマの会」が主催する第2回元気発信フリーマーケット「ママフェス」が27日、燕市吉田産業会館で開かれ、ふだんは子育てに忙しい女性たちが趣味や技能を生かしたフリマを出店し、親子が一緒に楽しめる空間をつくり出す。
午前10時から午後4時まで開場し、30店が出店。クリスマスが間近なので、クリスマス飾りのクラフト体験や癒しのマッサージメニュー、ネイル、可愛い手作り雑貨の販売、オーガニック雑貨販売、人にも環境にも優しい洗剤の販売、地域の農産物を使用した体があったまる食品、オーガニック弁当、ベビーダンスやわらべうたベビーマッサージ、カラーセラピーなどのブースが開設される。
フリマとはいえ、販売だけでなく、体験が多いのが特徴。当日、会場に「ママサンタの絵」を描いて持って来た先着100人にママへのクリスマスプレゼントとして美容室のスタイリング剤をプレゼントする。専用用紙は「@ママネット」のホームページからダウンロードできる。
「県央女子フリマの会」は県央地域の女性約30人が会員。ことし8月に同じ会場で初めて「ママフェス」を開き、15店が出店して約200人が来場した。来場者に好評だったが、それ以上に盛り上がったのが出店者。どの出店者も「楽しかった」と口をそろえ、早く次の開催をと求める人が多く、わずか3カ月で第2回の開催となり、出店数も2倍に増えた。
「県央女子フリマの会」の代表、高橋真由美さん=燕市吉田=は、「一生懸命やる人を応援していきたい」と言い、「出店者に新しい発見をしてほしいですね」と特別な空間が生み出す化学反応にも期待している。
また、前回は出店者に売り上げから善意を募り、5万円余りが寄せられ、燕市の子ども夢基金と日赤を通じて東日本大震災の義援金に寄付した。今回も「子ども達の未来のために、いま私達ができること」をサブタイトルとしており、売り上げの一部を燕市の子ども夢基金に寄付する「ママフェス」に関する問い合わせは代表の高橋さん(電話:080-3083-8254)へ。