語呂合わせで「いい夫婦の日」だった11月22日、加茂市秋房、割烹「天神屋会館」(酒井藤男社長)は、ことしも「いい夫婦の日の集い」を開き、地元の5、60歳代の「いい夫婦」を中心に45人が参加して生演奏とともに同会館の料理を味わった。
十年以上前から毎年、「いい夫婦の日」にあわせて同会館で料理や酒を格安で味わってもらう集いを行っている。それとは別に、ひな祭りや七夕にあわせた集いを開く年もある。
ゲストに全国に名を知られる料理人を招くこともあるが、今回は三条市の芸人・縁竹縄さんと三線歌手・きよ里さんの生演奏を出し物に、時間を忘れてふだんは食べられない日本料理に舌鼓を打った。
ことしは参加が少なめだったが、酒井さんの客のほかに先代の客、さらに後継者の客も参加。「気張らないのが長続きのひけつでしょうか」と酒井社長。「代々のつながりを大事にするのが、わたしの商売の基本」と話していた。