燕市子ども体験活動支援センターは26日夜、燕市総合文化センターで同センターが募集する「風の子クラブ」の小学生が参加してクリスマスイルミネーションの点灯式を行い、同センターの夜のクリスマスムードをアップさせた。
毎年、大曲河川公園で同公園ファンクラブが中心となってクリスマスイルミネーションの飾り付けを行ってきたが、ことしは中止に。まったく何もなくなるの寂しいので、一部の資器材を同ファンクラブから借り、せめて総合文化センター前だけでをイルミネーションを飾ろうと準備を勧め、急きょ点灯式を企画した。
「風の子くらぶ」は、半年のサイクルで3年生以上の小学生の参加者を登録しており、現在は小学校3年生以上20人が登録。その子どもたちの保護者や近所の親子など約50人が参加した。
まず、ゴスペルグループ「燕・プリージング・ゴスペル・カンパニー」が燕市、三条市、見附市、新潟市などから参加する女性ばかりメンバー11人が黒で統一した衣装に銀のモールを首から下げ、クリスマスツリーを飾ったロビーで「世界にひとつだけの花」や坂本九の「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」からクリスマスソングの「諸人こぞりて」、「きよしこの夜」など演奏した。
点灯式は、黒い衣装のブラックサンタも登場。みんなでキャンドルを持って「5、4、3、2、1、オーンッ!」とカウントダウンすると、建物正面や前庭や植木に飾ったイルミネーションがともり、歓声が上がった。
さらにブラックサンタとジャンケンをして買った人にプレゼントをあげ、ゴスペル演奏をしっとりと聴き、イルミネーションにうっとり。プレゼントがもらえるジャンケン大会に目を輝かせ、熱中してイベントを楽しんでいた。
イルミネーションは12月25日まで毎日日没から午後9時半ころまで点灯する。