三条市はこのほどツイッターで初めての公式アカウント「@kohosanjo」を取得、ひとまず今年度内の3月末までの試験運用を行っている。
ツイートは政策推進課広報広聴係の職員が2人が担当。11月21日にツイートを始め、12月1日午後3時までに10回ツイートし、まだ何も広報していないが、42人にフォローされている。
これまでのツイートは、実施日が迫った市の行事の案内が中心で、国定勇人市長のツイートや新潟県のツイートを引用した「RT(アールティー)」と呼ぶツイートもある。
市議会でもツイッターの活用を求める質問があった。市にとって最大の自前の広報は広報紙だが、原稿の締め切りが発行日の1カ月前で、タイムリーな情報発信が難しい。それを補完し、広報手段の多様性を高めて新しい層へも情報を発信。広報紙をはじめ市民が市の情報に接するきっかけにもなればと、アカウントを取った。
アカウントに取得については、アカウントのプロフィールのなかで『政策推進課三条市広報広聴係です。市からのお知らせや、広報さんじょう・FMラジオ「ピックアップさんじょう」の取材裏話など、明るく楽しく元気よくつぶやきます!』と、高らかにつぶやいている。
月に50人のフォロワー増が一応の目標。試験運用でツイートしながら、発信する情報の内容や情報の出し方、タイミングなどを検討し、来年度からの正式運用につなげたい考えだ。