ダーツバー「チェリーブロッサム」(小柳清太郎店主・燕市燕)主催の第3回県央ダーツフェスティバルが11日、インターネットカフェ「自遊空間」燕三条店(氏田茂店主・三条市下須頃)で開かれ、県内から約100人のプレーヤーが参加してソフトダーツの腕を競った。
ゲーム代は参加費は3,300円で、参加したのは20歳代の男性が中心。参加は個人だが、競技はそれぞれの実力を評価するレーディングを元に実力が均等になるように2人1組のペアを編成し、ダブルスで競った。
同店は県内でも最大規模の10台のデジタルダーツマシンが並ぶが、それでも途中でシングルスの競技もはさみ、午前9時から午後6時までの長丁場の大会となり、店内には一喜一憂するにぎやかな声が響いた。
「チェリーブロッサム」はダーツマシン2台を設置する。昨年春に初めて同店で県央ダーツフェスティバルを開き、今回で3回目。毎回100人を超す参加があり、プロの大会を除けばこれも県内最大規模を誇る。
ソフトダーツのブームは新潟市や長岡市から火がついたが、今では県央地域でもそれを上回るほどの人気で、「県内でもいちばんじゃないかっていうくらい県央地域のプレーヤー人口が多く、最も熱い場所」と小柳店主。「プレーヤーへの還元の場にと思っています」と大会の趣旨を話す。
会場の「自遊空間」燕三条店は2008年の開店当初は5台のダーツマシンを設置したが、利用が多く、それに伴ってダーツマシンを増設し、現在の10台に。県内のインターネットカフェでも「ダーツマシンの稼働率はいちばんじゃないでしょうか」と氏田店主は胸を張る。
ひとりで利用する人が多いが、遠く離れた人とオンライン対戦でき、ここで出会った人と一緒にプレーするなどさまざまな楽しみ方が人気の理由のようだ。