県央農業振興会議と三条地域振興局農業振興部は9日、「県央地域農業景観フォトコンテスト」審査会を開き、応募のあった80点余りから最優秀賞など6点の入賞作品を決めた。
県央地域の三条、加茂、田上、燕、弥彦の5市町村で撮影した農業景観や農業環境、農業生産に関する風景全般をテーマに、7月1日から11月30日まで作品を募集し、32人から83点の応募があった。
各市町村で撮影された作品が寄せられ、春の田植えから稲刈り、はさ木、棚田など田んぼのある風景や作業する人、ソバ、ヒメサユリ、ツバメ、雪、空など春夏秋冬の地域の風景などさまざまだ。
審査会は午前10時から三条地域振興局で開きいた。三条市下田地区在住のプロカメラマン小川もりとさんを審査委員長にJAにいがた南蒲、三条市、燕市、同地域振興局農業振興部の5人の審査員で2時間余りかけて審査し、上位から最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点の計6点の入賞作品を決めた。
最優秀賞は、三条市・黒坂芙美子さんの「収穫の喜び」。弥彦村で昔ながらの稲刈りの風景がモチーフで、たわわに実って穂先を垂れるイネを担ぐ生き生きとした女性をとらえた作品だ。
応募作品は今後、地域の安全で安心な生産のPRに使われ、開催方法などは未定だが、年明けに作品展などを予定している。入賞者の名前、居住地、作品名、撮影地は次の通り。敬称略。
【最優秀賞】
【優秀賞】
【佳作賞】