「冬至」の22日、今夏の水害から復興して11月にリニューアルオープンした三条市南五百川、下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」では、ことしも日替わり湯の露天風呂でゆず湯を楽しんでもらった。
一年で最も昼が短い冬至。この日にゆず湯に入るとあかぎれなどを治し、病気知らずといわれている。「いい湯らてい」でも毎年、冬至はゆず湯を楽しんでもらっている。
ことしも露天風呂のひとつの替り湯に、十数個の黄色いユズの実を浮かべて、ゆず湯にした。
日中の気温は6.8度で冷たい雨の降る冬の寒さだが、入浴する人たちは、湯煙のあがる露天風呂にゆっくりとつかり、ユズの香りとともに水墨画のような雪景色の八木ヶ鼻も望みながら温泉を楽しんでいた。