燕市立粟生津小学校PTA(渡辺貴宏会長)は28日、東日本大震災で燕市内に避難している人たちのために役立ててほしいと、10月に同校で開いた地域と合同の文化祭「秋彩祭」のバザーの売り上げと募金箱に寄せられた2万5,000円余りを燕市に寄付した。
渡辺会長と若井光子幹事の2人が午前9時に市役所を訪れ、渡辺会長が手作りした木製の募金箱に入った善意5,352円とのし袋に包んだバザーの売り上げから2万円、合わせて2万5,352円を鈴木力燕市長に手渡した。
秋彩祭は毎年恒例でことしで6回目。「額もそんなにないんで、燕市にいらっしゃる人のために少しでもお役に立てれば」と渡辺会長。「これを継続して何かできれば」とせっかく立派な募金箱も完成させただけに、継続に期待した。
当日、秋彩祭に立ち寄った鈴木市長は「地域と学校が一体になっているいい文化祭と思いました」と取り組みを評価した。