三条市四日町交流センターを利用している高齢者の生きがい活動支援通所事業「四日町いきいきセンター」は、28日午前10時から同施設に併設の四日町児童館の小学生と一緒にもちつき大会を開き、きねとうすで昔ながらのもちつきで交流した。
生きがい活動支援通所事業は、ひとり暮らしや日中にひとりになる60歳以上を対象に1日500円で、仲間づくりやにぎやかな昼食を楽しむことができる。
四日町交流センターは、同事業を実施する「四日町いきいきセンター」と小学生が利用する児童館を併設していることから、それぞれの利用者の交流事業として春に笹団子作り、年末にもちつき大会を行っており、今回で3回目になった。
参加したのは、いういきいきセンターを利用する平均年齢83歳の15人と、小学生44人、さらに地元四日町自治会や老人会からの参加もあり、合わせて91人が参加した。木のうすときねを2セット使い、おじいさんやおばあさんの手ほどきで、子どもたちももちをついた。
きねを振りおろすたびに「よいしょ〜、よいしょ〜!」のかけ声が響き、おじいさんたちは、小さな手で一生懸命、きねを振り上げる子どもたちに目を細めていた。
つきあがったもちは、その場でおばあさんたちが小さく丸めてきなこもちに。具だくさんの豚汁とともに参加者全委員で味わい、にぎやかなひと時を楽しんだ。