スノーピーク本社(山井太社長・三条市中野原)のキャンプフィールドで8日、ワンコイン体験会「スノーピーク×スノーモービル」が開かれ、1人500円のワンコインだけでスノーモービルをはじめとしたキャンプフィールドでの雪遊びを一通り体験できる。
昨年4月にオープンした本社キャンプフィールドで初めてのウインターシーズン到来。夏には県内で初めて電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」を導入して注目を集めたが、冬にあわせて昨年末にスノーモービルをおとな用と子ども用を2台ずつ、4台を導入した。
キャンフィールドとあわせて隣接するヒメサユリゴルフクラブのコースも走行できる。ヒメサユリゴルフクラブの敷地はキャンプフィールドの数倍あり、広大な雪原を縦横無尽に走行でき、口コミでも人気を呼んでいる。
免許は必要なくレンタルで利用でき、60分につき料金はおとな5,000円、子ども3,000円。その楽しさをまずは体験してもらおうと体験会を企画した。午前10時から午後3時まで開き、スノーモービルの販売店のインストラクターの指導でスノーモービルを試乗体験する。
ほかにもスノーモービルで牽引する8人乗りのゴムボートに乗る「絶叫ラフティング」や四輪バギーのミニATV、スノーシュー、ちびっこそりゲレンデなども含めて追加料金なしのワンコインで体験できる。導入したスノーモービルのエンジンは排気量600ccだが、それを上回る800ccのエンジンを積んだモンスターマシンの展示も行う。
スキー場へ行けばともかく、地元の三条市周辺では生活を圧迫する存在でしかなかった雪を地元で積極的に活用して遊べる貴重なスペースが誕生した意味は大きい。その楽しさをワンコインで味わえる貴重な機会だ。
キャンプフィールドでの遊びは、夏よりも雪上の方が多い。スノーモービルは見た目に以上に体力を使うスポーツと言う。走行を繰り返すことで技術も向上しておもしろさが増すので、定期的な利用形態も考えている。
さらにマウンテンバイクに幅10センチを超すほど太いタイヤをはかせた自転車、ファットバイクの導入も検討している。2月には雪中イベント、3月にも体験会を計画しており、冬ごもりせずに雪国ならではの冬の遊びをたん能したい。体験会に関する問い合わせは本社キャンプフィールド(電話:0256-41-2222)かナチュラルライフスタイルストア(電話:0256-41-2500)へ。