三条市やNPOさんじょうなどで構成する三条市ESD協議会は、13日午後7時から燕三条地場産業振興センターで入場無料の「三条まちなかトークライブ」を開き、studio-L代表取締役、コミュニティデザイナーの山崎亮さんを講師に「地域を変えるデザイン」の基調講演、国定三条市長とのトークライブを聴くので、学生や青年団体所属の若い世代、まちづくりに興味のある人の聴講を呼びかけている。
山崎さんは1973年愛知県生まれのコミュニティデザイナー。(株)Studio-L代表取締役で、京都造形芸術大学教授。「人と人をつなぐ」ことを第一に考え、まちの課題を、まちに住む人たち自身の手で解決するための方法を提案する「コミュニティデザイン」という仕事に携わる。離島、地方自治体、公園、病院など仕事のフィールドは多岐にわたり、昨年5月に放送されたテレビ番組「情熱大陸」や11月の「クローズアップ現代」に出演し、話題を集めている。
三条まちなかトークライブは2部構成。1部は山崎さんの基調講演「地域を変えるデザイン」(約1時間)、2部は互いに30歳代の山崎さんと国定勇人三条市長の2人によるトークライブ。その後、会場と意見交換し、午後9時に閉会する。
定員180人で、入場無料。会場は燕三条地場産業振興センター・リサーチコア7階。当日も余裕があれば入場できるが、確実に入場したい人は事前の申し込みを受け付けている。
主催の三条市ESD協議会は、三条市自治会長協議会、三条市子ども会連合会、若衆会、三条歴史文化担い手育成会、NPOさんじょう、三条市の6団体で構成する。
トークライブは、「次世代に向けた三条市のコミュニティデザインを模索する〜」がサブタイトル。人と人との”つながり”を広げることで活力を生み出す「コミュニティデザイン」の第一人者、山崎さんを招いて、次世代に向けたまちづくりを、次世代に主役となる若い世代とともに考えてみようと初めて開く。
問い合わせや申し込みは、三条市市民活動支援センター(三条市役所第二庁舎内、電話・FAX0256-34-8960)へ。電話の受け付けは、祝日を除く月曜から金曜の午前9時から午後6時まで。