一般社団法人燕三条青年会議所(五十嵐利行理事長・会員120人)は6日、三条市・ハミングプラザビップ三条で1月例会を開き、五十嵐理事長を旗頭に新年度をスタートした。
例会のなかで理事長バッジの交換。昨年度理事長の落合孝夫直前理事長が五十嵐理事長の胸にバッジをつけるセレモニーで、同JC設立から15年の節目の2012年度、第16代の理事長職を移譲した。
五十嵐理事長は「万事全力」をスローガンに2012年理事長所信の基本理念を「先人が築き上げてきたものに感謝しながら我々が何をすべきかを考え、燕三条青年会議所らしく何事にも率先して全力で取り組む」とする。
五十嵐理事長はあいさつで、JC在籍8年でさまざまな運動や活動を行ったなか、このまちが変わったとは感じられないが、自分自身の成長に実感はあり、資質向上にもなったとJCの感謝した。
なかなかまちを変えられないのは、自分たちが成長できていないからかもしれず、JCを卒業する40歳までにまちを変えられるのではなく、自分自身が40歳までに学べたことで、将来的に変えて行くことと、JCの参加意義に対して自身の考えを示し、いつでも成長できるスタンスを意識し、どんなときでも一生懸命、全力でやってほしいと会員に求めた。
また、JCの活動をひとりでも多くの人にわかってもらうため今年度は広報に力を入れ、まちの財政についての認識、このまちの過去の災害、会員拡大など基本方針につながる内容について話した。
五十嵐理事長は、やりたいことは次々と出てくるが、今年度は、事業を多くするのではなく、ひとつひとつに集中し、そこで自分自身の成長を感じられるそんな一年にしていきたいと抱負を述べた。
各委員長には何かメンバーが会社に持ち帰られるものを考えてくれと言っている。自身も1年間、全力でやるのでサポートをと会員の協力を求めた。