三条市役所三条庁舎の正面玄関を入ってすぐの1階市民ホールに、ことしも小正月の風物詩、まゆ玉飾りがお目見えした。
まゆ玉は飾り付けを田植え、片付けを収穫に見立てて年の初めに豊作を願う、地元に伝わる予祝行事。ことしも6日に飾った。
吹き抜けの2階部分から数十個のまゆ玉が下がる枝を取り付けた。まゆ玉はモチ米の粉を固めて宝船、大黒様、小判、タイなど、めだたいもののをかたどったもので、黄、緑、赤などに着色してある。
小正月の15日から二十日正月まで、遅くとも「しまい正月」と言われる25日までには片付ける習わしだ。市民ホールには、小正月にまゆ玉飾り、6月に三条凧合戦の六角凧を飾るのが毎年恒例。