ライオンズ国際協会のYE・国際ユースキャンプ事業で燕市・分水ライオンズクラブ(田中政広会長)は5日から南米のペルー共和国からルシア・カブレホスさん(16)を受け入れており、16日午前9時から鈴木力燕市長を表敬訪問した。
カブレホスさんは祖父が日本人の日系3世。長い黒髪や顔立ちも日本人には親しみやすい。この日は分水ライオンズクラブの田中会長をはじめメンバーらと市役所を訪れた。
鈴木力市長はカブレホスさんに、燕市は工業と農業のバランスが調和した都市と紹介し、いろんな人と交流して日本でいい体験をしてほしいと話し、ステンレスのマグカップをプレゼントした。
カブレホスさんは高校に通っている。ペルーは南半球なのでは今は夏。夏休みを利用して今回のYE(青少年交換)に参加した。
12月20日に来日して1月5日まで長岡市・長生ライオンズクラブのホストファミリーで過ごしたあと、分水ライオンズクラブの2つのホストファミリーで20日まで過ごし、22日に帰国。午前中は分水高校へ通っている。分水ライオンズクラブは3年おきくらいのペースで青少年交換を受け入れている。
カブレホスさんは英語で自己紹介した。自身は海岸部に住み、熱くてシャワーのように雨が降り、豊かな自然とたくさんの動物が住んでいること、同じペルーでも地方によって気候はまちまちで、言葉は主にスペイン語を話すことなどを紹介した。
祖父から日本語を教わったので、少しは日本語がわかる。日本の好きな食べ物を質問されると「すき焼き」。前日15日に燕市国上、ふるさとパーク久賀美で行われた塞の神に参加した感想は「Too much fire.」と火の勢いに驚いていた。