加茂文化会館では、19日から23日までの5日間、第26回新春美術展を開き、昨年の県展、芸展で活躍した加茂市に住む人、市展の受賞者の作品などを一堂に展示して市民の美術活動の成果を鑑賞してもらう。
加茂市の市民芸術の粋を集め、創作を続けている人たちの励みにもしてもらおうと毎年開いている展覧会。加茂市に住所がある県展と芸展の入賞者と入選者、芸展会員、さらに加茂市展に入賞者の作品を集めて展示している。
展示作品は日本画、洋画、版画、工芸、彫刻、書道、写真の7部門合わせて66点。なかでも県展の洋画部門で奨励賞を受けた柳瀬秀子さん=加茂市旭町=の作品「メッセージ(希望)」が注目だ。
同時に加茂いけばな協会によるいけばな展が開かれ、草月流、小原流、宏道流、北斗流の各流派の生け花8瓶も展示。花を開き始めたサクラなど新春をことほぐにふさわしい流麗な作品が目を楽しませてくれる。
また、日曜の22日は午後1時半から3時まで新春ロビーコンサート「年の初めの寿ぎに」が開かれ、加茂箏曲こども教室と加茂ジュニア箏アンサンブル、箏曲理音会による琴の演奏が披露され、賛助出演で朝倉劫山さんも都山流尺八を披露する。
美術展は午前9時から午後5時まで、最終日23日は午後3時まで。入場無料。問い合わせは同館(電話:0256-53-0842、電子メール:bunka@city.kamo.niigata.jp)へ。展示している作品や作者は次の通り。