三条市で活動するボランティア団体「ミュージックエコ」と三条フォーク村(21世紀にのこしたい唄達の会)主催の「三条フォーク村 新春ライブ」が22日、三条東公民館で開かれた。
かつて隆盛を極めた三条市内のフォークソングブームの復興をと1年前に開き、今回が2回目。ほかに、昨年5、6月に東日本大震災の被災者を支援するチャリティーイベントも行っている。
今回は市内に住むフォーク世代といえる50歳代から30歳代の音楽愛好者を中心に5個人・団体が出演。さらに東日本大震災で市内に避難している女子中学生もシンガーとしてゲスト出演した。
フォークと言えば王道、吉田拓郎やかぐや姫から長渕剛、さらにグループサウンズや昭和歌謡と、懐かしのメロディーのオンパレード。会場はほぼ満杯でざっと百人が来場。50歳前後の人が多く、自然に耳に入ることはめったにない懐かしいメロディーに青春の甘酸っぱい気持ちも思い出し、一緒に歌を口ずさんだり、手拍子したりで、約3時間に及ぶコンサートもあっと言う間だった。