29日に三条市厚生福祉会館で「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」を前に前日28日午後2時から同会館前駐車場で「三条マルシェ前日祭 雪で遊っぺ〜」が開かれ、三条市民と市内に避難している福島県・南相馬市民から雪灯ろう作りなどを通して交流してもらう。
ラーメン店「龍昇園」=三条市元町=のマスター、刈屋栄二さんとその友人の協力で同市下田地区の雪を搬入し、高さ約30センチの雪灯ろう40個、さらに大きな高さ1メートルの雪灯ろう2個、加えて雪だるまも10個ていど作る。
雪灯ろうにはLEDランプをともす。佐久間食品=佐久間食品=が参加者に湯豆腐約100人分を振る舞うほか、主催者で甘酒約100人分も用意する。午後6時半に終わる。
三条マルシェは、歩行者天国で開く地産地消をテーマにした市場。昨年は5月から10月まで毎月開いたが、11、12月と休んで今回は3カ月ぶりの開催。初めて屋内の三条市厚生福祉会館が会場で、市役所三条庁舎低層棟にも出店する。
今回は龍昇園の刈屋さんからの提案もあり、ほとんど雪が降らない南相馬市の子どもたちから、雪で遊んでもらおうと前日祭を企画した。南相馬市民には情報紙「浜通りさんじょう」などを通じて案内しており、三条市民にも雪で遊び、この機会に南相馬市民との交流をと広く参加を呼びかけている。問い合わせは三条市地域経営課(電話:0256-34-5511、内線727)。