26日、三条市議会第1回臨時会が開かれ、第一中学校区の小中一体校建設の校舎棟建築工事請負契約など8件が上程され、起立採決による賛成多数ですべてを同意した。
午前10時開会。三条市立(仮称)第一中学校区小中一体校建設校舎棟建築本体工事請負契約の締結についてをはじめとし、体育館棟建築本体工事、体育館棟空調設備工事、校舎棟衛生設備工事、体育館棟衛生設備工事、校舎棟電力設備工事、体育館棟電力設備工事、通信設備工事の8件についてを一括上程。いずれも工事期間は平成25年12月15日まで、契約金額の合計金額は58億3,897万6,500円。
久住久俊、高坂登志郎、横山一雄、小林誠の4人の市議が質疑を行い、討論では、島田伸子、武藤元美の2人の市議が反対の立場で発言。起立採決を行い、賛成15、反対8、退席2で、賛成多数により同意することに決定した。
質疑では、今回の上程8件のうち6件が、予定価格に達せず不調となり、随意契約になった入札の結果についてを、4市議ともが問題視し、長い市議経験のなかでも「今回のようにことごとく不調で随意契約というのは記憶にない」として、原因は何か、予定価格の設定に問題があったのではなどの発言があり、吉田副市長が答弁で、今後、検証しながら入札制度の在り方を再度検討するなどの考えも示した。