三条商工会議所(斉藤弘文会頭・2,343会員)は、27日正午から同会議所で平成23年度第5回常議員会を開き、効果的な事業実施のための事業整理の考え方などを示した「平成24年度の事業計画策定に用いる部会・委員会提案事業について」など11議案を協議し、すべて原案通り決めた。
役員と常議員など50人余りが出席。新入会員の承認、退会申し出会員の報告や、燕三条カレー産業展(仮称)実施計画や平成23年度各部会・委員会等計画事業などについて協議した。
「平成24年度の事業計画策定に用いる部会・委員会提案事業について」では、昨年11月までに組織を新たにした12部会・7委員会が、平成24年度の事業案として88事業を提案している。全体の事業計画策定にあたっては、それらの提案事業を尊重しつつ、基本方針に基づいて決め、最終的には3月の常議員会で事業内容を示す。
各部会・委員会の意向による事業が、より効果的に反映されるように、提案を受けた事業を整理して、平成24年度の事業として決定したいとして、会員の親睦交流事業、講演会・講習会・研修会による人材育成等事業、できるだけ全会員を対象にした案内の調整方法などを示した「事業整理の考え方」を提案した。
燕三条カレー産業展(仮称)実施計画については、燕商工会議所からの提案を受けたもので、ことし秋に燕三条を会場にして、カレーにまつわる産業の総合的展示会を開催する計画。このほか、各部会・委員会事業等の実施報告などを行った。