2日の県内は強い寒波に強風が吹き荒れる大荒れの天気で、三条の日中の最高気温は1.0度で、昼過ぎから氷点下の気温で午後8時までの最低気温は-2.6度だった。
西寄りの強い風が吹き、午後から強い雪を伴って猛吹雪となった。障害物のない田んぼの中の道は、目の前が白一色になってまったくといっていいほど何も見えなくなる、まるでホワイトアウトの状態になることも。
道路は路肩が見えなくなって路面が凍り、吹きだまりに突っ込んだり、路肩に落ちる車が相次いだ。
大雪のため北陸自動車道の各区間が午後から次々と通行止めになり、本来は高速道路を走るはずだった車も一般道に下りて走ったため、夜の通勤時間帯は幹線の国道8号や116号で大渋滞が発生。三条市・三条大橋たもとではタンクローリーが停車したままになるなど、立ち往生する車も目についた。
新潟地方気象台の2日午後4時42分の発表では、日本付近の強い冬型の気圧配置は3日にかけてしだいに緩み、上空の強い寒気も2日夜からしだいに弱まる見込みで、この冬いちばんと思える今の寒波とは、間もなくいったん解放されそうだ。