道の駅「漢学の里しただ」が「しただ郷」の交流拠点施設として生まれ変わるための準備会を設置するので参加者を募集 (2012.2.7)

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三条市下田地区の道の駅「漢学の里しただ」は来春、地域住民が主体となって地域の魅力を発信する「しただ郷」の交流拠点施設として生まれ変わるための準備を進めている。このほどレストランの改装や直売所兼加工所の新設のイメージの基本計画案がまとまり、今後、設立する運営組織の第1回準備会を17日に開くので、参加者を募集している。

準備会事務局の(株)下田郷開発観光開発事業部コーディネーター事務室
準備会事務局の(株)下田郷開発観光開発事業部コーディネーター事務室

道の駅「漢学の里しただ」の整備は、「しただ郷交流拠点整備事業」として平成20年春から行っている。下田地域の農業者や商工業者、各団体関係者を中心に「しただ郷交流拠点検討委員会」を発足。「秋のしただ郷うきうきフェスタ」、「さつまいもコロッケプロジェクト」、「しただうんめもんフェア」、「しただ郷自然くらぶ」などの実施や発足に関連しながら新しい施設整備を市と同検討委員会とで協議してきた。

昨年12月にまとめた同事業の概要では、レストラン「庭月庵 悟空」の内装を改修し、隣接する農産物兼加工施設を建設する。あわせて駐車場を拡張し、情報コーナーを設置、公衆トイレを改修する。運営は公設民営の施設として、地域住民主体の運営組織に市が管理委託する。

レストラン改装のイメージは、「しただ」の恵みが味わえ、おいしいものと出会える場、伝統食や下田の歴史文化にるれる体験ができる場。それを直売所兼加工所、イベント広場、情報コーナーなどに具体化していく。

これまでの検討会でまとめたしただ郷交流拠点整備事業の概要
これまでの検討会でまとめたしただ郷交流拠点整備事業の概要

運営組織の準備会は、実際に同事業に関わる人や団体が、組織づくりや運営内容、設備について話し合う場で、秋ころ発足する。

準備会の会員募集は第一次申込み締め切りが2月15日だが、その後も受け付ける。対象は運営にかかわる人から、直売所に野菜や加工品の出品を考える人、レストランで体験コーナーなどでイベント企画運営、下田地域での農業や授農・民泊などのグリーンツーリズム活動の企画や運営、出資者となって財政的支援を行う個人や団体、法人などで、同事業に興味のある多くの人の参加を呼びかけている。

第1回準備会は、17日午後7時から下田公民館で開く。準備会の問い合わせや参加申し込みは、三条市南五百川、スポーツセンターはやぶさ内の(株)下田郷開発観光開発事業部コーディネーター事務室(電話:0256-47-2230)へ。

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