8日は再び寒波が襲来して県内は気温が下がって強い雪が降り、三条では前夜遅くから降り始めた雪が激しさを増して降り続いている。
三条の昼前までの最高気温は未明に記録した1.0度で、間もなく氷点下に。明け方の最低は-1.9度でその後も気温はあまり上がらず、毎正時の観測で正午は-1.3度の厳しい冷え込みが続いている。
昼には雪は視界を悪くするほど激しく降っている。幹線道路の路面の雪はほとんど溶けたが、圧雪や路肩の雪で道幅が狭まっている細い道路は、さらに道路状況が悪化しそうだ。
新潟地方気象台の8日午前5時47分の発表では、県内は10日にかけて大雪となる見込みで、大雪による交通障害やなだれに注意を呼びかけている。
9日朝にかけて北陸地方上空約5000メートルには氷点下36度以下の強い寒気が流れ込み、しだいに冬型の気圧配置が強まる。県内は山沿いに加えて平地でも強く降る所があり、8日昼過ぎからはさらに強まるおそれがある。
9日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で下越で山沿い60センチ、平地40センチ、中越で山沿い70センチ、平地60センチ、上越で山沿い、平地とも70センチ、佐渡で30センチの見込み。