三条市曲渕2、山吾食堂(山井精吾店主)に地元の月岡小学校児童が提案したカレーラーメンの新メニュー「三条名物 チーズカレーラーメン」と「具がたっぷり 月小特製 おにおどりカレーラーメン」が登場。3月末までの限定メニューとして販売している。
「三条名物 チーズカレーラーメン」は、三条が発祥の地とされる「六角巻凧」をイメージした六角形のとろけるチーズと新潟特産の車麩(くるまふ)、もちをトッピングするのが特徴。かまぼこ、豚肉、グリンピースも入ったボリューム満点のカレーラーメンだ。
「具がたっぷり 月小特製鬼おどりカレーラーメン」は、地元の法華宗総本山本成寺で毎年、節分に行われている名物行事、鬼踊りをモチーフにした。5色の鬼を赤と黄はパプリカ、緑はピーマン、黒はゴマ、青はナスで象徴。鬼踊りの行われるのは雪の季節なので、白いモチとふわりとのせたとろけるチーズで雪を表現した。
いずれも、創業当初から約40年間、提供している同店の「カレーラーメン」がベースで、1杯850円。
月岡小6年生は、今年度の総合的な学習の一環でカレーラーメンの提案に取り組んだ。6年生はこれ以外にも地元ケーキ店とのコラボレーション企画、東日本大震災の関係で三条市に避難している人たちとの交流と合わせ、3つの取り組みのうち1つを選んで参加している。
カレーラーメンは、児童がグループごとに考えた新メニュー5、6点に山井店主がアイデアを盛り込んで試行錯誤し、2つの新しいカレーラーメンを完成させた。
同店の営業時間は、昼は午前11時から午後2時まで、夜は午後5時から10時ころまでで、水曜が定休日。