9日の三条市は、前夜からの大雪で積雪はこの冬最深の105センチを記録。最高気温は-0.2度にとどまり、この冬初めての真冬日となって雪も寒さもピークになった。
三条市消防本部南分遣所の観測では、前日8日9時からの24時間降雪量は47センチを記録し、積雪は前日9時の61センチより44センチも増えた。
また、アメダスの午後6時までの観測では、三条の最低気温は-2.9度。最高気温は-0.4度で1月26日の0.2度を下回るこの冬最低で、初めて1日の気温が0度以下の真冬日となった。
前日からの大雪で、三条市では8日日中から9日早朝にかけて今冬10回目の全市一斉除雪を行った。昨年は旧三条市時代から数えて13年ぶりに除雪対策本部を設置したが、それもで昨冬の全市一斉除雪は8回にとどまっている。
市街地でも屋外に止めてあった車は大きなかまくらのようにすっぽりと雪に覆われた。道路の除雪は小まめに行われていたが、ほとんどの家が玄関前のも雪かきから一日が始まった。日中には市街地でも雪下ろしをしている倉庫や住宅もあった。