三条市は市内の積雪量が増え、除雪と排雪体制の強化が必要なことから10日午前9時、三条市除雪対策本部を設置した。
設置場所は三条庁舎2階ミーディグルームA、電話は「0256-34-5511」で内線422、429、739。指定積雪観測地点の積雪は午前9時で三条地区118センチ、栄地区125センチ、下田地区175センチ。
昨年は1月29日から2月16日まで19日間、除雪対策本部を設置した。旧三条市時代から数えると平成9年度以来13年ぶりとなる設置だったが、これで2年連続の設置となった。
国定勇人市長は10日更新したブログ「三条市長日記」で「新たな局面」として除雪対策本部の設置を伝えた。「そろそろ市街地においても、屋根の雪下ろしの本格化が避けられそうにありません」、「確実に、新たな局面に入りつつあります」との認識で除雪対策本部の立ち上げを決めた。
当面のタスクは通常の除雪に加えて、「(1)住宅密集地における屋根の一斉雪下ろしに伴う除排雪面からのフォロー(体制整備ほか)、(2)自力での屋根の雪下ろし作業が困難な方々へのフォロー(相談窓口ほか)、(3)月曜日登校時の通学確保(歩道除雪、スクールバスほか)、(4)雪崩等の被害防止(危険個所の巡視)」として関係部署への対策検討を要請した。今後、対応策を周知するので、市などから広報に注意するよう求めている。