東日本大震災からちょうど1年となる3月11日、新潟県民会館で東日本大震災復興支援チャリティコンサートが開かれる。
趣旨に賛同する多くの新潟ゆかりの演奏家が協力、出演。3部構成で、第2部では三条市出身のマリンバ奏者、本間美恵子さんも新潟ARS NOVAのメンバーのひとりで出演する。
会場の県民会館は、昭和39年の新潟地震に対する全国からの義援金をもとに、地震からの復興を記念して建設された。そのシンボルが会館正面にある伝説の不死鳥「フェニックス」のモニュメント。このモニュメントは、柏崎市の伊藤豊さんがデザイン設計し、燕市・玉川堂の第6代当主で鎚起(ついき)銅器作家の玉川政男さんが製作し、昭和42年に県民会館完成と同時に設置されている。
同コンサート実行委員会と財団法人新潟県文化振興財団が主催、午後3時開演で料金は全席自由で2,000円。コンサートの収益金は、公益社団法人企業メセナ協議会が立ち上げた東日本大震災への芸術・文化による復興支援ファンド「GBFund(ジービーファンド)」へ寄付する。チケット申し込み、問い合せは県民会館(電話:025-228-4481)へ。出演は次の通り。敬称略。