15日の三条は、昼前は雨や雪が降り、午後から日が差すこともあったが、最高気温は3.8度にとどまった。
明け方の気温は氷点下にならなかったが、夜になって冷え込みが強まり、最低は-0.3度と冬日になった。
それでもひところより寒波が緩んで雪解けも順調に進んでいる。午前9時の積雪は、これまでのピークの10日の118センチから15日は78センチと3分の2に減った。路肩に積み上げられた雪は、固く締まっていることもあってあまり減り目は見えないが、手をつけていない田んぼに積もった雪などはピークのころから大きく減ったのが目にも明らかだ。
新潟地方気象台の15日午後3時5分の発表では、17日から19日ころにかけて日本の上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるため、県内は山沿いに加えて平地でも大雪となるおそれがある。
17日から19日ころにかけて、北陸地方の上空5000メートル付近に氷点下36度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる。これまでの大雪で積雪が平年より多くなっており、さらに雪が積もることで山沿いではなだれの危険がいっそう高まるので注意を呼びかけている。
気温は17日から19日にかけて平年よりかなり低くなる見込みで今後、気象台が発表する警報や注意報、気象情報に注意を呼びかけている。