3月12日に燕市民体育館で開かれる新日本プロレス創立40周年記念大会「NEW JAPAN GLORY 2012」に出場する棚橋弘至選手が27日、燕商工会議所を訪れた。試合会場では燕市内の研磨業が中心の共同受注グループ「磨き屋シンジケート」が開発したステンレスECOカップと新日本プロレスがコラボレーションしたオリジナルECOカップ120個を限定販売する。
午後2時半ころに棚橋選手が燕商工会議所を訪れ、鈴木力燕市長と細川哲夫副会頭をはじめ会議所職員らが出迎えた。
棚橋選手は新日本プロレスのエース。黒の革ジャンにジーンズ、モノトーンのチェックのマフラーとワイルドでおしゃれなファッションで、学生時代はバスケットボール部だった鈴木市長と身長はほぼ同じだが、服の上からも胸板の厚さや鍛えられた体は一目瞭然だった。
鈴木市長と細川副会頭と歓談した棚橋選手は、燕市での開催を案内するポスターとは違って、終始笑顔の優しい表情。前の試合で前歯が折れ、治したあとにタコを食べたらまた折れたと言い、前歯がないために話しが聞こえにくくて申し訳ないと話して和ませた。
また、エコカップでビールの試飲もすすめられて1口飲み、「あ〜、やらかいですね」と飲み口の良さを話した。
新日本プロレスとのコラボで生まれたのは「NJPW×TSUBAME ステンレスECOカップ」。創立40周年のロゴと新日本プロレスのロゴ、それに「MADE IN TSUBAME」の文字を印刷し、印刷は青、黒、ピンク、赤の4色ある。いずれも2,500円で3月12日の試合会場で限定120個を販売する。
このコラボは、棚橋選手をはじめ新日本プロレスの番組を県内のラジオ放送局「FM PORT」が放送しているのが縁で実現した。このあと棚橋選手は、研磨工場を見学したり、背脂ラーメンを食べに行き、その内容が3月10日に放送される。