映画「ワールドプロレスリング3D 第4弾 1.4東京ドーム2012」の公開を記念して27日夜、ワーナー・マイカル・シネマズ県央=燕市井土巻=で同作品のメーンイベントに登場する新日本プロレスの棚橋弘至選手が舞台あいさつを行った。
午後9時からの遅い時間からだったにもかかわらず、若い男性、カップル、小学生のファンを連れた親子など100人余りのプロレスファンが来館し、棚橋選手が登場に拍手と歓声で喜んだ。
前歯がとれた話しから始まり、これから上映される「ワールドプロレスリング3D 第4弾 1.4東京ドーム2012」の見所や秘話、3月12日開催の燕大会、プライベートなど盛りだくさんの話題を、ユーモアたっぷりに話した。素肌にウエスタンシャツで登場した棚橋選手は、うれしくなるとボタンを1つずつ外していくと言って、最後は鍛えられた肉体を披露するなどファンを楽しませた。
話の途中にもファンが向けるカメラにポーズをとったり、3D映像で作られた作品については、「タッグマッチでコーナーで待っているパートナーから見ているリング状のような新鮮で斬新な映像」と話し、「ぐわっ〜と飛び出すんですよ」と迫力満点の見所を紹介しながら客席に近寄ったり、女性ファンをハグして「リアル3D」と、たっぷりファンサービス。
新潟の寒さは大変でしょう?とMCからの質問に「いや大丈夫ですよ。だって一枚しか着てないし」と笑わせたが、その体を維持する食事については「ふだんは、朝はいっぱい食べるんだけど、昼は普通で、夜はちょっと我慢して。すると体脂肪がどんどん下がってくる」。また、「映像を通してもピリピリ緊張感の伝わる試合だった」と試合の話には声のトーンも変わったような感じで、優しくやわらかな表情からプロレスラーとしての表情ものぞかせた。
棚橋選手は最後は来場者とともに記念撮影を行い、握手やハイタッチをして退場。30分間の舞台あいさつは、笑い声が絶えず、棚橋選手のリングとはまた違った魅力を堪能。続けて、そのギャップも楽しんでと紹介された作品上映へと移った。